子供用のシューメーカーチェア No.27
デンマークのオーデンセというアンデルセンの生まれた街の小さな工場で1936年から作られていた3本脚の白木のスツール。形状は、15世紀から伝統的に伝わっていたものだが、靴職人が、長時間にわたる座り心地をより良くするために自分のお尻の形にあわせて座面を削ったのが現在の形状になるきっかけだった。第二次世界大戦が始まった頃に生産が中止されたが、1980年に同じオーデンセのワーナー社で生産が再開された。材質は、デンマーク産のブナ材で森の北側に生えている木の硬い部分が厳選されて使われている。デリケートな座面の曲面はもちろん職人の手作業によるものである。仕上げは、無塗装。高さは、子供用として、座面の高さが27cmで全体が小ぶりに作られている。高さがちょうど適合するテーブルとして、
キッズテーブルが用意されている。